お守り文字主宰の林映寿和尚が日々体験したことやご縁や感謝など、
日常におけるヒントや気づきをメルマガにて発信いたします。(第一水曜日・第三水曜日発行)
2016年03月19日
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楽しく 真面目に 自分流 をモットーに生きる
林映寿和尚メールマガジン vol.42
本日のテーマ「生きられる事は奇跡」
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日本笑顔プロジェクトとして活動を行い
宮城県女川町へ支援ボランティアとして
度々訪問をさせて頂きました。
震災から1年後に女川第2小学校でお会いした
お父さんにこんなお話をお聞きしました。
私は今まで子供にたくさんの事を望んできました。
もっと勉強をしなさいとか、運動も積極的に
がんばりなさいとか。
震災が発生して、娘の消息が分からなくなりました。
5日経った時、私はもう娘は生きていないと諦めました。
家族も、家や財産も全て失い途方に暮れていました。
しかし、一週間が経った頃娘と無事に再会できました。
娘さんは震災直後から小さな避難所で過ごされたいたようです。
その時、お父さんの口から出た言葉が
「生きられる事は奇跡」
経験した人から発するこの言葉は
とても重みがあり、今でもその時の状況が
鮮明に記憶に残っています。
ただ生きていてくれる事がどれだけ素晴らしい事なのか
実感した瞬間だったようです。
頭なんか良くなくても元気に生きていてくれればそれで十分です。
このお父さんは私に笑顔でおっしゃられました。
それぞれ節目を迎えた方も多いと思います。
そのタイミングにぜひ毎日おこっている
「奇跡」を考えてみてください。
それでは、今日も奇跡を感じながら良い1日をお過ごし下さい。
合掌 林 映寿
3月22日のメルマガのテーマは「感動を伝えるには」です。
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