お守り文字主宰の林映寿和尚が日々体験したことやご縁や感謝など、
日常におけるヒントや気づきをメルマガにて発信いたします。(第一水曜日・第三水曜日発行)
2016年03月08日
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楽しく 真面目に 自分流 をモットーに生きる
林映寿和尚メールマガジン vol.33
本日のテーマ「利益」
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現代では利益を「りえき」と読みます。
しかし仏教では利益を「りやく」と読みます。
皆さんは、神社やお寺で
ご利益(ごりやく)を頂けますようにと
手を合わせますよね。
この利益という字は同じ漢字なのに
現代と仏教においては
読み方も意味も全く違います。
「りえき」とは
収入から支出を引いた利分(儲け)を言います。
いわゆる、会社や個人の得分を表します。
では仏教における「りやく」とは
自分はもちろん、他の人が得をする事や
恵を与えるといった事を自らが行う必要があります。
つまり、お賽銭をあげて
「どうかご利益がありますように」
とお願いをしてもダメなのです。
いかに、他人に対し良い行いをしてあげられるか
それによって、また自分自信へその恩恵がかえってくる
これが、仏教におけるご利益の真髄なのです。
今日も人のために小さな行動を起こしましょう。
そして、皆様に神仏の加護そしてご利益が
ございますように。
合掌 林 映寿
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