お守り文字主宰の林映寿和尚が日々体験したことやご縁や感謝など、
日常におけるヒントや気づきをメルマガにて発信いたします。(第一水曜日・第三水曜日発行)
2016年02月17日
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楽しく 真面目に 自分流 をモットーに生きる
林映寿和尚メールマガジン vol.19
本日のテーマ「残された子孫」
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私の祖父は高校の教員をしながら
浄光寺の住職を努めていました。
祖父の代は、檀家がなく寺としての
収入がとても少なかったようです。
今のように物が溢れている時代ではなく
食べ物や着る物も不足していたようです。
祖父はそんな状況にも関わらず
教え子達に自分の食べ物や着る物を
提供していたようです。
祖母は、自分達でさえ食べる物が
不足していたのに、子供達に提供ばかりして
本当に大変だったといつも話していました。
私が生まれる7年程前に祖父は59歳の
若さで亡くなりました。
実際に私は祖父に会った事がありません。
しかし、今でも
あなたのお爺ちゃんに学生の頃
本当にお世話になりました。
とか
勉強が出来なくて、毎日日記だけは書いて
来なさい、と言われてそれでどうにか
卒業させて頂きました。
など
その時代の教え子の皆さんから沢山の
嬉しいお言葉を頂きます。
祖母にとってはとても大変な夫であり
住職だったようですが、残された子孫である
私にとってはとても光栄な事です。
今の行動は、自分自身がこの世から
去った後も人の心や記憶の中に残ります。
残された子孫が、恥ずかしい思いをしないよう
毎日の行いを良くしたいと心に誓っています。
合掌 林 映寿
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ビジネスでも人生でも大事なのは「ご縁を育てること」です。 ひと言書いて気軽に出せるハガキです。
新たな命が誕生した証として、お守り文字でお書きいたします。出産祝いの贈り物、プレゼントとしても。