寝る前・目覚めた直後の“思考タイム”の活用
一日の終わりや、目覚めた直後は、脳が“リラックスモード”にあるため、潜在意識とつながりやすく、アイデアやイメージが定着しやすい時間帯と言われています。
このタイミングで、自分が目指す未来を思い描く習慣を取り入れることをおすすめします。
【やること】
「こうなったらいいな」と思えるシーンを、五感を使ってリアルに想像します。
視覚:その空間にどんな景色が見えるか? 誰の笑顔が見えるか?光や空気感は?
聴覚:周囲の音、人の声、自分が発する言葉のトーンなど
触覚:床の感触、空気の流れ、手に触れるものなど
ポイントは、「心地よさ」や「安心感」をベースに、細かいところまで臨場感を持って描くことです。
【アクシデントにも対応する“メンタルシミュレーション”も加える】
もし予期せぬトラブルが起きたとしても――
「落ち着いて状況を把握し、冷静に切り抜けていく自分」
を思い描いておくと、実際の場面での柔軟さや対応力が高まります。
「こうなったら、こう動く。もしこうなら、次はこう。」
と、分岐を持つ思考パターンを“軽く準備しておく”感覚でOKです。
【仕上げは“心地よさ”とともに眠りにつく】
未来のビジョンをイメージし終えたら、
「自分はそこに向かって自然に進んでいける」
「今日もあの場所に近づいている」
という安心感や余韻を味わいながら、そのまま眠りに入るのが理想です。
【日中は、必要な情報をキャッチしていく】
現実の中では、イメージに沿ったヒントや出会いが、意外なところから現れてきます。
そういった情報を「これは自分に関係あるかも」と意識的に拾い、活かしていきましょう。
夜と朝の“数分間”を使って、自分の未来を内側からデザインする。それは、集中力・判断力・柔軟性を養う楽しい時間になるのではないでしょうか。
参考になる部分があれば幸いです。