和尚のメルマガ

お守り文字主宰の林映寿和尚が日々体験したことやご縁や感謝など、
日常におけるヒントや気づきをメルマガにて発信いたします。(第一水曜日・第三水曜日発行)

熊本の状況(前編)[和尚のメルマガ vol87]

2016年05月26日

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楽しく 真面目に 自分流 をモットーに生きる
林映寿和尚メールマガジン vol.87
本日のテーマ「熊本の状況(前編)」

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宗派の全国仏教青年会執行部として
月曜日から昨日まで
熊本で地震の影響を受けた地域の
状況把握と現地ニーズ調査を行ってきました。

このところ地震関連のニュースが
以前よりも減り現地の状況や
ニーズが入手しにくくなりました。

執行部メンバー7名で月曜日に
福岡へ入り火曜日にレンタカーで
熊本へ移動しました。

地震を受けた地域は
やっぱり酷い状況でした。

今にも崩れそうで危険と書かれた
赤い張り紙が目立ちました。

寺院も墓地も崩れ
納骨されていた壷なども
散乱した状態で無言のまま
手を合わせることしか
できませんでした。

ボランティアセンターに行き
現在のニーズなどを調査している時に
一人のボランティアの方から
お話をお聞きする事ができました。

その方は、大分から訪れている
77歳の男性で地震直後から
ボランティアに訪れていました。

復興はまだほんのわずかでしかなく
GW後はボランティアもだいぶ減って
なかなか被災者ニーズに追いついて
いなとのこと。

その方は、東日本大震災でも
500日以上もボランティア活動を
行ったようで当時との違いを
下記のように語ってくださいました。

今回は津波の影響がなかったので
倒壊した家屋の中には
まだたくさんの思い出や生活用品が
残っているから
できるだけ持ち主の方に
戻してあげたい。
その気持だけで毎日ボランティアを
続けているんだよ。
俺は、65歳まで魚屋をやっていて
それ以降は世の中のために尽くそうと
こういうボランティア活動をしている。
母親に丈夫に産んでもらったから
77歳になってもまだまだ現役さ!
母親にも感謝だな。

そう笑ってお話をしてくださいました。

とても声が大きく
パワーを感じたその方は
軽自動車の中で寝泊まりし
食事も社内にある卓上コンロを使い
自炊されていました。

やはり現地に足を運び
自分の目で見ること
自分の耳で聞く事が
重要だと改めて思いました。

この続きは明日のメルマガでも
お伝えしたいと思います。

それでは今日も
良い1日をお過ごしください。

合掌 林 映寿

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